箱庭

「俺の恋人を探してほしいんだ」 西暦２０××年、帝國図書館で働く特務司書はこっそりと同人作家として活動していた。しかし、助手の太宰が即売会に来てしまったことで秘密が明かされてしまう。小説を通して惹かれあい、想いを重ねていく二人。しかし、侵蝕者の魔の手が忍び寄ってくる。 西暦１９××年、異国の地にて掃除屋を営む鈴の元に現れた太宰は、彼女に恋人の捜索を依頼する。彼女を探す手がかりになればと、彼女との思い出を語り始める…… 2017年6月18日「或る図書館にて」で発行した太宰治×女司書の小説です。 サイズ：文庫　ページ数：200P ※原稿ミスが一箇所だけありまして、訂正のペーパーを添付しております。ご了承ください。詳細はこちら→https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=63557786